アドレナリン不要の寡黙な男。

最終更新: 1月5日


先日、アマゾンでメグレ警視を見ました。

BBC制作で主演はミスタービーンでお馴染みのローワン・アトキンソン。

物語は50年代のパリを舞台に熟練警視が犯人を逮捕するという物。

パリのカフェでコテコテのイギリス英語はさておき

登場する車や小道具、スーツにこだわりが感じられます。

テーラーが出てくるエピソードもあり

私は職業柄、メグレの着るスーツのラペルに注目しました。



何故かと言うと

フランススーツの代名詞といえば

ラペルと上衿の先が魚の口の様に

丸くなっている「フィッシュマウス」


彼のスーツもそうなっているのかな?

と思ってよく見ましたが

残念ながらあまり丸くないです。

 しかし、ピークの具合がセミピーク

呼ばれるくらいのややマイルドな印象。

敢えてこれぐらいの落とし所にしたのでしょうか? と物語とは違う所で空想を

豊かにしてしまいました。

 また、スーツの柄も無地をベースに

いかにもロンドンのバンカーが

着ていそうな派手なストライプの柄は

ありません。

仕立てもあまりバシッと硬くなく

全体にソフトな優しい仕上げです。

ネクタイだけはエレガントに花柄やポップな

ボーダーを用いているところに

製作陣の思いを感じられました。

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